゙夏休み!親子で家畜とのふれあい体験(周南市)

 平成18年8月25日(金)周南市鹿野に昨年オープンした「せせらぎ・豊鹿里バーク」を会場に親子のふれあい体験を行いました。参加者は小学生親子13組36名。牧場がほとんどなくなった周南市でなんとか家畜とのふれあい体験を行いたい周南市の希望を受けて、畜産試験場からホルスタインを連れてきてもらいました。参加者のほとんどが初体験の搾乳体験を行いました。今回も、NPO法人の方を講師に招き、子供さんだけでなく、保護者の方も搾乳を体験をしてもらうことができました。牛の到着が少し遅れることを想定して、最初にバター作り体験を行いました。この体験は、ふれあい協議会会長である藤井牧場のレシピに沿って行い、なんとか、バターを食べることができました。
 次は、周南市鹿野にある鹿野ファームの講師によるウインナー加工体験です。県内のコープやスーパーに豚肉を供給している鹿野ファームは加工も有名です。今回は、地元周南市の親子がウインナーつくりに挑戦です。予めミンチにしてある肉に塩や香辛料、コーンスターチを入れて良く混ぜ、粘りが出たら腸詰です。子ども達も上手に機械を操り、長いウインナーができていました。
 スモークにしている間、鹿野に近い長野山生活改善グループの方のお世話で、地元の野菜や手作りこんにゃくなどつかった昼食を頂きました。昼前から大雨と雷に振り回されましたが、参加者もお腹を満たすことができました。
 昼食後は、燻製して色のついたウインナーをボイルします。その間、参加した保護者の方にどうして参加したのかを伺いました。牛を見ることもないし、まして搾乳やウインナーなどができることに興味を持って参加した方が多かったようです。ウインナーなどに使われる添加物に関心のあるという質問もあり、鹿野ファームの講師は、最低限必要なものしか使っていないこと、また、使わないとウインナーの形を保てないものがあることなどを説明してくれました。不安定な天候でしたが、参加した皆さん、お手伝いをしてくれたスタッフの方大変お疲れ様でした。 (2006.8.25総括コンサルタント清水誠<やまぐち畜産ふれあい体験交流推進協議会事務局>)

当日アンケート(大人子ども

体験前のオリエンテーションです。
バター作りから挑戦です。
材料を混ぜたら、ひたすらビンを振ります。
自分で作ったバターの味は如何でしたか?
搾乳体験の前にはいろいろな決まりごとを
守らなくてはなりません。
わかった人ー!
わくわくしながら順番を待ちます。
上手く牛乳が出てきましたか?
お母さんも乳搾り体験です。
ウインナー加工体験では、まず、ミンチを捏ねます。
腸詰作業です。長いウインナーができました。
外にある燻製機に入れます。
燻製の間にお昼を済ませます。
あいにくの大雨に雷。
地元の素材はおいしいですね。
燻製が終わると、20分ほどボイルします。
よく冷やした後はバラバラにして、パッキングします。
お父さんにも食べさせてあげて下さい。


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