社団法人 山口県畜産振興協会の設立

背景

 山口県の畜産農家戸数は、厳しい情勢の中、年々減少を余儀なくされている。畜産農家は、経営規模の拡大等により生き残りをかけた努力をしており、そのニーズが多様化・高度化している。畜産団体に対するニーズも多様化が求められており、経営指導業務、家畜改良増殖業務、価格安定業務、家畜衛生業務の各分野においても事業内容の向上、業務の迅速化、運営体制の合理化が求められている。このため、畜産経営を総合的に支援できる体制を目指し、畜産関係団体の再編統合をった。

再編統合団体

 (社)山口県畜産会、(社)山口県家畜改良協会、(社)山口県肉用子牛価格安定基金協会、(社)山口県家畜畜産物衛生指導協会、山口県肉用牛振興協議会

再編の時期

 平成14年2月15日に畜産関係5団体の統合に関する協定書が調印され、14年4月1日に「社団法人 山口県畜産振興協会としてスタートした。

協会の組織体制

 協会の組織体制は、会長1名、副会長2名、専務理事1名を含め理事20名以内、監事3名の役員、また、事務局は専務理事(事務局長)、事務局次長、以下総務管理部、事業指導部、家畜衛生部の3部体制で、常勤役員1名、職員12名の体制となった(平成16年4月)。
 協会は、統合した5団体のの会員をそのまま引継ぎ、県内の市町村、農協、関係団体を構成員として発足し、現在会員数91。

総  会
(会員:91団体)
理 事 会
(理事:17名)
監 事
(3名)
会  長(1名)
副会長(2名)
専務理事(1名)
事務局次長(1名)
総務管理部
(4名)
事業指導部
(4名)
家畜衛生部
(2名)
総務・管理・運営
畜産物安定対策(子牛基金、マルキン、肉豚)
家畜改良、登録、
精液等販売
担い手支援・経営支援
畜産環境支援
家特定疾病自衛防疫
家畜防疫
豚コレラ撲滅
死亡牛緊急処理
その他家畜衛生関係

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