耕作放棄地?牛から見ればご馳走の山

 長く暑かった夏にも、ようやく秋の気配が感じられるようになりました。今日は、山口県の観光地萩市の隣、福栄村紫福殿川(ふくえそんしぶきとのかわ)の耕作放棄地、つまり、もとは田んぼだったけど、今は米を作っておらず、草ぼうぼうになったところに、牛を放して草刈(舌刈りともいうそうです)をしてしまおうという試みを紹介しましょう。
 今回草を食べてくれるのは、県畜産試験場で生まれ(ちなみに受精卵で)た黒毛和種の繁殖雌牛2頭です。平成5年、6年の生まれですから4〜5産しており、春に妊娠をしています。それでは、順番に。詳しい解説は、放牧の留意点を参考にして下さい。
 興味のある方は、萩農林事務所畜産部(рO838−22−5677)、または福栄村役場産業振興課(рO838−52−0123)まで連絡してください。(平成13年8月28日 清水誠)


牛が放牧されるもと水田 あぜに沿って牧柵の柱 電気牧柵7つ道具 これから放牧される2頭。
電牧の柱は簡単に 柱に電牧柵を張る 放牧前には殺ダニ剤 どの草が美味しいかな
どんどん藪の中へ

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