耕作放棄地の活用で規模拡大
柳井市 竹村 勲さんの放牧事例
竹村 勲さん (61歳) 〒742−1352 山口県柳井市伊保庄
柳井市伊保庄地区は、柳井市の市街地から車で約15分、瀬戸内海に面した気候温暖なところです。 農地は、山から海への斜面に狭隘な水田が連なっており、一部を除いて未整備で、条件の悪いところでは、荒廃地も多く見られます。 肉用牛の飼養農家は、竹村さんと、事例集(1)で紹介した斉藤さんの2戸だけです。
竹村さんは、水稲と繁殖牛の複合経営で、平成11年度に肉用牛複合経営定着化事業で現在の場所に牛舎を整備し、放牧を取り入れた経営を開始しました。 今年度は、柳井市、畜産試験場、田布施農林事務所等の支援を得て、電気牧柵を利用した耕作放棄地への放牧に取組み、繁殖牛3頭から5頭規模へと規模を拡大しています。
放牧風景