立岩団地では、3戸の肉用牛農家が共同で利用している一貫生産の肉用牛団地です。 ここでは、分娩後に子牛と一緒の放牧もしますが、主として受胎確認後の繁殖牛を常時5〜10頭程度放牧することにより妊娠期間中の飼養管理労力、糞尿処理量の低減と妊娠中の健康増進を図っています。
牧区は、3箇所あり移動式連動スタンチョンの利用により、放牧牛の観察や捕獲、転牧をより容易にしており、永年牧草地の適正維持管理を図っています。隣接する野草地も重要な草資源、牛の栄養源となっており、野草地の維持管理も一般放牧地とローテーションを組んで計画的に放牧をしています。