山口県型放牧事例集(2)
山口県型放牧事例集

「棚田という地の利を活かし、水田放牧を実施した」

油谷町 岡崎義男さんの水田放牧の事例


1.経営者の横顔

岡崎義男さん 岡崎義男さん(63才)正子さん(59才)
 とにかく牛を飼うことが楽しくてしょうがないというぐらい、牛が大好きなご夫婦で、水田放牧に早くから魅力を感じ、昨年より本格的に水田放牧に取り組まれました。放牧によるメリットを十分に活用し、尚いっそう増頭意欲の高まった、やる気のあるご夫婦です。

2.経営の特色

 中山間地域の棚田という地の利を活かした水田放牧は、牛とのコミュニケーションを特に大事にし、我が子のように可愛がり、牛と自然と人間の調和に重点を置き、より自然な形で牛と接することで、牛の体調管理をされています。水田放牧のメリットを生かした飼養管理技術は地域においても高い評価を受けておられます。

3.放牧面積

 約60aの水田に繁殖牛9頭を放牧されています。子牛も離乳までは母牛とともに放牧されています。

4.所在地

 〒759-4623 山口県大津郡油谷町水岬

5.放牧風景
放牧風景
放牧風景
放牧風景
放牧地は牛舎周辺地と下側の水田放牧地の2牧区に分かれています。
牛舎周辺の放牧地
牛舎周辺の放牧地
イタリアンライグラスを播種した放牧地
イタリアンライグラスを播種した放牧地
牛舎
牛舎
牛舎内部
牛舎内部
牛舎は、牛を外へ出しやすいように、後ろ側は柵で仕切られているだけです。

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