山口県型放牧事例集(1)
山口県型放牧事例集

主経営を水稲から水田放牧へ転換中の

油谷町 西嶋幸宣さんの水田放牧の事例


1.経営者の横顔

 西嶋幸宣さん(79才)、キミヨさん(69才)
 西嶋さんは、肉用牛での地域振興を考えておられ、水田放牧なら省力的に牛が飼養でき、増頭が楽にできるとともに土地の保全管理も楽にできることから、現在どんどん拡大中です。また、水田放牧の普及にも尽力されています。

2.経営の特徴

 放牧開始当時は、放牧面積も少なかったため、昼間のみの放牧をされていましたが、放牧面積を広げた現在では、母子とも昼夜放牧をされています。牛舎では補助飼料をやるのみなので、ボロだしも月に1度くらいの間隔で済んでいます。

3.放牧面積

 放牧開始当時は、35aに放牧されていましたが、電気牧柵は、簡単に設置できることもあり、現在は、昨年シバを移植し定着させた水田を含め、放牧面積は約1haに拡大され、母牛4頭と子牛が昼夜放牧されています。

4.所在地

〒759−4622  山口県大津郡油谷町向津具上田久道748

5.放牧風景
幹線道路からの牧草地
地区の幹線道路から見た放牧場。
幹線道路から放牧風景が見えるようになりました。
放牧開始当時
放牧開始当時の放牧場。
牧草地とコスモス
新たに拡大した放牧地
新に拡大した放牧地
牛舎裏開放の様子
牛舎裏は常に開放されています。
電牧草地
100Vを電源とした電牧装置

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