美祢市立大嶺小学校の畜産ふれあい体験学習 
わくわくモーモースクール

 平成22年11月30日(金) 今年も美祢市にある大嶺小学校でモーモースクールが開催できました。先生方が異動されても継続して頂いていることから、子どもたちへの効果を感じます。今回は、畜産試験場から黒毛和牛子牛と見島牛子牛がやってきました。酪農家3名、和牛農家2名もサポートに来てくれました。酪農の土山さんは市内から、林さんと土井さんは市外から応援に来てくれました。和牛は市内の田邊さんご夫婦です。畜産試験場や農林事務所、乳業協会からのサポーターも集まってのモーモースクールです。
 寒さを心配していましたが、晴天の下、1年生56名と先生方がグランドに集合し、校長先生の挨拶後、牛やスタッフと対面しました。協会から諸注意を行い、1年生代表の挨拶後、モーモースクールを開始しました。
 子牛とのふれあい体験では、畜産試験場専門研究員が牛の触りかたをアドバイスして、子どもたちみんなに触れ合ってもらいました。その後、協会職員が和牛について説明後、測尺体験、鼻紋採取体験、聴診器で牛の心音を聞くなど、スタッフのサポートで牛を学びました。
 酪農コーナーでは、土山さんが用意した牛のエサやバケットを使って酪農の仕事を説明後、岡田サポーターが搾乳キットを使っての模擬搾乳体験(競争)を進行し、子どもたちも1分間の乳搾りに挑戦していました。
 バター作りコーナーでは、福永・菅田サポーターが牛乳についてお話をし、ノンホモ牛乳を見せながら脂肪が分離している様子を説明後、ペットボトルに生クリームと牛乳を入れてバター作りを行いました。酪農家土井さんもサポートに加わり、今回も上手に出来たようです。固まったバターはクラッカーにつけて試食しました。
 給食交流会では、農家は、2クラスにおじゃまし、給食交流を行いました。
 昼休みは、1年生以外の児童も牛を触る体験をおこないました。みなさんお疲れさまでした。
 ンケート集計結果(PDFファイル)
(2010.11.30 やまぐち畜産ふれあい体験交流活性化会議事務局 清水誠)

校長先生のお話です。
畜産試験場川崎さんが連れてきた子牛の紹介です。
2つの小学校でモーモースクールを経験した子牛は子どもたち
がいくら触っても平気です。
農林事務所の神崎さん(獣医師)が心音を聞かせてくれました。
牛はどうやってエサを食べているのか、観察です。
酪農家 林さんが酪農についてお話ししました。
バケットをどうやって使うのか?子どもたちの疑問に答えて、
土山さんが搾乳の仕方を教えます。
橋本サポーターが乳搾りをサポートします。
バター作りはどうでしょうか?
1年生なので、心配しましたが・・・。
とても上手に出来ました。

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