小学生親子の牧場体験
(秋吉台肉牛ファームから地産地消を学ぶ)

 平成22年10月23日(土)。今日は美祢市と下関市の小学生親子が地産地消を学ぶふれあい体験に参加しました。
 参加したのは、小学生親子16名(小学生9名、保護者6名、先生1名)秋吉台肉牛ファーム1名、農林事務所等8名、事務局1名の26名です。
 牧場は、秋吉台肉牛ファーム。ホルスタインや交雑種のヌレ子を導入しての一貫肥育と無角和種を中心とした繁殖肥育一貫を行っている牧場です。
 参加者集合後、あいさつを行い、協会から牧場の概要を説明した後、農林事務所担当者から牧場へ入る時の注意を説明してもらいました。牧場では、松林健太氏が哺育牛、育成牛、肥育牛、繁殖牛の順番で牛の飼養方法と特徴を説明し、堆肥場ではもみがらを確認後、糞尿が堆肥になる仕組みを説明し、豆腐のオカラとビール粕を混ぜて牛のエサにしている様子を説明しました。また、繁殖牛舎では、凍結精液や牛の分娩、放牧のお話し後、牛へのエサやり体験を行いました。
 昼は場所を「ほっとビレッジ美東」へ移し、秋吉台肉牛ファームの牛肉、ファームの堆肥を使っている野菜、県内産豚肉(鹿野ファーム)、鶏肉(深川養鶏)を紹介し、バーベキューを行いました。
 午後は、中屋氏がドリーネを50年ぶりに復活させ、堆肥も活用して畑になったことを説明後、サツマイモ、ゴボウ、大根、カブ、ヤーコンの収穫作業を体験しました。
 牧場体験から生産される堆肥が多くの農産物へ利用されていることを体で理解してもらったと思います。皆さんお疲れ様でした。 
 アンケート結果
(2010.10.23 山口県畜産振興協会 大石亘太)

牧場に入る前にブーツカバーを履きます。
手も良く洗います。
獣医さんから防疫上の注意を行ってもらいました。
松林さんが哺育牛の説明です。
少し大きくなりました。
群で飼ってます。
だんだん大きくなっていきます。
牛に触れるかな?
大量のもみがらを触って確認。
こちらは豆腐粕。
これも触って確認
大きな円筒の中で攪拌します。
これは堆肥の山。
畜産試験場の研究員が堆肥のお話しです。
長いビニルの手袋をはめて、手を突っ込んでみました。
熱い?
繁殖牛者です。
乾草を与えます。
手で直接?
お昼は野外で。
午後は堆肥を使って生育した野菜の収穫。
中屋さんが指導します。
さて、何が出てくるか?
大きな大根が取れました。
ドリーネ野菜の収穫体験は楽しかったでしょうか?

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