里山で家畜とのふれあい体験
(福川こどもクラブの体験学習inふるさと牧場)

 平成22年8月28日(土)29日(日)。夏休み最後の週末に周南市で活動している「福川こどもクラブ」がふれあい体験にやってきました。小学生30名、ボランティア17名です。牧場2名、サポーター7名、研修生1名、事務局3名で対応しました。
 事務局から体験に際しての諸注意を行い、スタッフを紹介しました。クラブの大野代表が今日の体験メニュー紹介と班分け(4班)、スケジュールの確認を行いました。
 先ず、班別にテント設営です。
 牛舎掃除班は、分娩牛舎と子牛牛舎のボロ出し、牧柵班は、古くなった牧柵用に間伐材の皮むき作業、ほだ木班は、春に椎茸の菌を打ち込んだほだ木を組み立てます。田んぼの掃除班は、無農薬棚田で栽培されている田んぼの草取り(ヒエ)を行いました。
 牛のエサやりの時間には、山本さんが子牛と親牛のエサの違いを説明し、15名の児童が飼料給与体験を行いました。ミルクの哺乳も体験しました。
 夕方は野外調理体験。県内産の牛、豚、鶏肉が用意してあり、牧場の野菜とバーベキューです。ご飯はもちろん羽釜なので、火起こしから体験。
 夕飯後は、就寝準備と風呂焚きです。風呂が沸くまでの間、サポーターの指導により、里山での昆虫観察を行いました。
 二日目は、昨日のご飯と味噌汁で朝食を済ませ、15名の児童が朝のエサやり体験です。
 山本さんが「ふるさと牧場」で飼育されている和牛を紹介後、協会登録担当者の指導により和牛体験(ブラッシング、登録のお話し、鼻紋採取、測尺)を行いまいした。
 昼食はソーメン流しです。みんなで竹を取ってきて、半分に割って、樋づくりです。学生ボランティアがソーメンを湯掻き、清流で昼食をしました。
 テントを撤収後、茅葺き交流ハウスに集合し、大野さんがふりかえりを行いまいsた。山本さんの思いを聞き、班別に質問、最後にアンケートや感想文を仕上げ、帰途につきました。
 天候にも恵まれ、協会の若いスタッフも一緒に宿泊し、牧場での楽しい夏休みを経験することが出来たようです。
アンケート集計 PDFファイル
 (2010.8.28-29 やまぐち畜産ふれあい体験交流活性化会議事務局 清水誠)

集合後、挨拶とスタッフ紹介です。
先ず、今日の宿泊場所確保。
テント張りです。
牧柵班 ヒノキの間伐材を使って牧柵を作ります。
夏なので、皮が簡単に剥けます。
牛舎班 牛舎に入ってボロ出し作業。
思ったより臭くない。
ほだ木班 菌打ちされた原木が竹やぶにまとまられていました。
これを綺麗に並べます。
夕飯前に、牛のエサやりです。
先ほど刈り取った畦草がたくさん。
これで1日分?
一汗かいた後は、水遊びです。
夕飯準備。大きな羽釜でご飯を炊きます。
夜は、里山探検。昆虫観察です。
翌朝は、朝食後、牛のエサをやり、和牛の勉強です。
山本さんのこだわり。放牧に適した牛づくり。
子牛とのふれあい。
測尺です。
この後、鼻紋採取も行いました。
協会若手職員が、牛の胃袋を説明しています。
ソーメン流しのためには樋が必要。
もちろん竹で作ります。
さて、どうやって半分に割る?
苦労して作った後のソーメンは最高。
大事な作業。ふりかえり。
大きな文字で内容を確認し、山本さんも補足のお話しをしました。
2日間よく働きました。
みなさんお疲れ様でした。

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