゙岩国市立灘小学校の畜産ふれあい体験学習 牧草づくり出前授業

 平成22年6月29日(火) 酪農家の榎本さん(岩国市向峠)と畜産試験場飼料作専門研究員の秋友さん、岡村さんと岩国市立灘小学校へやってきました。口蹄疫の関係で牧場で、今はふれあい体験は行なうことができません。
灘小学校では、初めての畜産のふれあい体験学習ですから、牧場で体験をして、その後に、いろいろと調べ学習・・・と考えていたようですが、現実は厳しいです。
 そこで、牛が何を食べているのか、授業で行っていたときに先生が思いついたのが、「学校で牛のエサと作ってみよう」でした。事務局も相談を受け、その発想に感心し、急遽畜産試験場の飼料作物専門研究員に指導をお願いすることにしました。先生は、地元農協に入手できたスーダングラスの種子を購入し、小学校で協議したところ、グランドの隅っこや花壇を使えることとなり、この日までにグランドの開墾がしてありました。
 教室では、スタッフ紹介後、榎本さんが牧場の概要を説明し、続いて、岡村研究員が牧草について解説をしました。秋友専門研究員がスーダングラスについて詳細な説明をした後、グランドへ出て、播種作業です。
秋友さんの指導により、土を軽くおこして、播種、そして子どもたちが鎮圧をしました。
8月上旬には1.5bまで成長するので、その時にはドラム缶サイレージにすることを説明し、第一回目の体験学習を終えました。スタッフのみなさんお疲れ様でした。  サイレージづくりへ2010.9.7
(2010.6.29 やまぐち畜産ふれあい体験交流活性化会議事務局 清水誠)

岡村さんが牧草について説明します。
秋友さんはかなり詳細にスーダングラスを説明しました。
灘小学校では、鶏がとても丁寧に飼育されています。
ここが開墾した畑。
校長先生が堆肥を投入して土づくりをしてくれたとか。
播種について説明です。
軽く土を鋤きます。
小さい種子をどうやって均一に播種?
一斉にばらまくことにしました。
鎮圧は子どもたち自信です。
さて、芽がでてくるでしょうか?


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