平成21年11月7日(土)。今日は、早朝から阿武町三芳牧場まで出かけ、搾りたての原乳を確保しました。栄養学や農学を学ぶ大学生が山口県産牛乳からチーズを作ります。さらにチーズといえばパン。これも山口県産小麦「ニシノカオリ」を使ってパンを作り、これらを材料に簡単料理に挑戦してもらいました。
参加したのは、山口大学農学部の学生7名、山口県立大学の学生21名1年生62名です。チーズづくりはチーズ師の弘重さん。パン作りは山口大学高橋先生。料理は三芳牧場の三芳さんにお願いし、大学関係者と活性化会議委員が一緒になってサポートしました。
午前中は講義。山大高橋教授が「難しいからこそおもしろい地産地消のパンづくり」と題して山口県産小麦「ニシノカオリ」の栽培から製粉、地産地消パンに至るまでを自身の取組み活動内容も交えて解説していただきました。清水は「酪農という仕事、牛乳からつくる手づくりチーズの魅力」と題して、山口県酪農の様子やホルスタイン、牛乳、チーズについて解説。ふれあい体験受入牧場の重要性も解説しました。
県立大学園田講師からはお弁当の日についての講義があり、学生さんが作ってきた山口県弁当を紹介していただきました。
午後はチーズとパンづくり、夫々を使った簡単料理です。グループに分かれての挑戦でしたが、最後にはフレッシュチーズ、モッツアレラチーズ、テーブルロール、フォカッチャ、ピザ、カプレーゼ、モッツアレラの刺身などが並び、学生さんのお腹も満ち足りたようでした。牛乳も小麦もちょっとした加工技術を知るといろいろな料理にも活用できることを理解できたのでは?
アンケート結果
(2009.11.7 やまぐち畜産ふれあい体験交流活性化会議事務局 清水誠)
三芳牧場の原乳です。 | |
県農林水産部流通企画室 河野次長が山口県の地産地消 について解説していただきました。 |
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山口大学農学部 高橋教授のお話です。 自称 パンの伝道師。 |
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事務局から酪農、牛乳、チーズの基礎について説明しました。 講義は緊張します。 |
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三芳牧場の牛乳を飲んでもらいました。 | |
お弁当の日についてのお話です。 県立大学の園田講師は地産地消の伝道師? |
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山口県長門市の長州どりとクリームチーズを使ってます。 | |
こちらも長州どりと卵。 | |
こちらは鹿野高原豚とハナッコリーを使っています。 | |
参加者でいろいろな味を楽しみました。 | |
弘重さんのチーズづくりです。 | |
温度調整と酸度の調整が難しい。 | |
カードを練ります。 すし桶に熱湯が弘重流。 勇気ある女子大生がチャレンジです。 |
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熱湯にも平気な顔で練ります。 | |
モッツアレラは刺身で味わいます。 フレッシュチーズとの違いが分かりましたか? |
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ドイツ語での講義です。 | |
こちらはパン。 チーズと同じように醗酵の過程があります。 |
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酪農家の三芳さんです。阿武町の野菜も使ってカプレーゼ やピザなどの乳製品料理の準備です。 |
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ピザやフォカッチャです。 | |
フォカッチャとベースとした創作料理? | |
カプレーゼです。 直ぐ無くなりました。 |
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自分達で作った手づくりの味はいかがでしょうか? |