小学校での畜産ふれあい体験学習
(わくわくいきいきモーモースクール in 大嶺小学校)

 平成21年10月30日(金)。今日は、昨年に引き続き美祢市立大嶺小学校へ畜産農家の牛を持ち込んでのふれあい体験です。3年連続ですが、教頭先生や栄養教諭、担任の先生方もどのような体験学習にするかを考える、教育関係者向けの実践講習会として実施しました。
 参加した1年生62名です。小学校は教頭先生をはじめ担任の先生方2名や栄養教諭1名が参加しました。
 スタッフは牧場体験受入に関心のある酪農家4名、肉用牛農家2名、土山牧場のホルスタイン育成牛1頭、畜産試験場の和牛子牛2頭、試験場職員4名、県酪・酪農乳業協会3名、美祢農林事務所3名、サポーター1名、協会2名で支援しました。みなさんのご協力に感謝します。
 今年は担任の先生方の意向を踏まえて、牛とのふれあい体験を重視し、3つの体験コーナーを用意しました。3時間目から4時間目を使っての体験はどうだったでしょうか?
@牛とのふれあい体験コーナーでは、美祢市秋芳町の酪農家 土山牧場の育成牛(ホルスタイン)と畜産試験場の和牛子牛2頭に来てもらいました。農家の方、試験場の専門研究員、農林事務所職員が手分けをして測尺や聴診器での心臓の音を聞くなどで十分ふれあってもらいました。
A酪農を知る体験では牛等身大の絵を見ながら、酪農の仕事について酪農家からお話をしていただきました。本物ではありませんが、搾乳キットを使って乳搾り競争で搾乳の仕事を感じて(?)もらいました。
B牛乳加工体験では、酪農乳業協会から牛乳のお話しの後、牛乳を食べようをテーマにバター作りに挑戦してもらいました。作ったバターはクラッカーにつけて試食も行いました。
体験の後は、各クラスの乳搾りチャンピオンを表彰し、畜産農家の皆さんには子ども達と給食を一緒にしてもらいました。この日は和牛体験の一貫として、ほんの一口ですが牛肉も試食してもらいました。
アンケート結果
 この日は、yabテレビが取材にこられ、夕方のニュースで紹介していただきました。(2009.10.30 やまぐち畜産ふれあい体験交流活性化会議事務局 清水誠)

牛に触る前にお話しです。
ホルスタインについて説明。
これから身体測定です。
和牛子牛の心臓の音を聞いています。先生聞こえましたか?
yabさんは牛にインタビュー?
和牛繁殖農家の田邊さんが子どもたちに説明をします。
酪農家池田さんが、酪農の仕事について説明します。
広げているのは土山牧場の1頭の搾乳牛が食べる量のエサです。
搾乳キットで模擬体験です。
プロの水谷さんが手本を見せます。
だれが一番たくさん搾れるかな?
林牧場の林さんも酪農の仕事を説明します。
酪農乳業協会の福永さんが牛乳のお話しをしてくれました。
1年生はお行儀良く聞いています。
さあ、しっかり振ってください。
バターが出来たようです。
お味はいかが?
一番たくさん搾れた勇士を表彰しました。
畜産農家は子供たちの教室で給食交流会です。
お話しは尽きないようです。
昼休み、他の学年の子どもたちが牛に触りにきました。
牛が帰った後は農林事務所の方が消毒です。

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