第5回里山で牛との親子ふれあい体験
(ふるさと牧場で家畜とのふれあい体験)

 平成21年8月8日(土)、今年は防府市で災害をもたらす豪雨もあり、途中の市道にも流れ出た石が転がっていますが、予定どおり第5回目となる「ふるさと牧場」でのふれあい体験をおこないました。参加者は防府市から小学生親子4組(一組急遽欠席)14名です。ふるさと牧場2名、サポーター9名、協会3名で対応しました。
 最初に参加者とスタッフの自己紹介を行い、体験開始です。
 最初の体験は今晩と明日の朝エサを与える牛の紹介と牛とのふれあい体験です。子牛を生んだお母さん牛の登記書を見せながら和牛のお話しと鼻紋採取体験を行いました。
 次に、自分がお世話をする子牛のお母さん牛を探しに里山探検です。耳についている黄色いタグの番号を見ながら牛を探します。
 帰ってからは、アイスクリーム作り体験、竹加工体験、山口県産小麦を使った野外パン作り体験を行い、野外炊飯・調理、そしてドラム缶風呂に入りました。
 野外で食事の後は、子牛へのエサやりを行い、夫々のテントで宿泊です。
 夕方から雨が降ってきましたが、予報は晴れだったので、すぐ上がるだろうと考えていましたが、雨は一晩中降り続き、ついにテント内にも水が浸入し、茅葺ハウスに避難しました。
 翌朝もどんよりした雲に覆われた空が続くようです。前日に焼いたパンと塩釜で焼いた豚肉、野菜、紅茶で朝食をとり、子牛にエサを与えて、三々五々解散としました。
 やはり今年の夏は天候不順であることを実感しましたが、参加者からは、また来たいという声が多くあり、みなさん日頃できない貴重な体験となったようです。
 これからも年数回イベントを行いますので、多くの方の参加を待ってます。参加してくれた皆さん、スタッフの皆さんお疲れ様でした。。参加者アンケート結果。(2009.8.8-9 やまぐち畜産ふれあい体験交流活性化会議事務局 清水誠)

最初のあいさつとスタッフ紹介です。
「ふるさと牧場」代表山本さんが良く馴らした子牛です。
畜産振興協会野島さんが和牛の説明をします。
サポーターが子牛を確保します。
参加者で母牛を探しに行きます。
番号を確認します。
牛乳と生クリームと大量の塩、そして氷。
これでアイスクリームを作ります。
かき混ぜる機械は無いので、サッカーボールの大きさに
材料を封じ込め、子供たちが転がしてアイスクリームになりました。
野外調理を行います。
宿泊するテント、ドラム缶は風呂になります。
これでアイスクリームができました。
パンはこれで焼きます。
スタッフが竹加工を教えます。
親子で協力して器と箸を作ります。
鉈の使い方も様になってきました。
こちらは軽トラックの荷台を活用したパン作りに挑戦コーナー。
しっかり捏ねて自分の好きな形で焼きます。
山口県産 ニシノカオリを使ったパンの完成です。
こちらは翌朝用の豚肉。
塩で固めて焼くそうです。
夕方は、子牛へのエサやり。
エサの順番と量を間違えないように。
いつもより賑やかなので牛もびっくり。
お母さん牛にも草を与えます。
なんと、手で与える!
今日の晩御飯。
山大の高橋先生から小麦のお話しをしてもらいました。
昨年よりグレードアップしたお風呂。
お湯加減はいかがでしたか?
朝ごはんの準備。
紅茶を入れています。
焼いたマシュマロをビスケットではさみます。

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