学校栄養教諭の牧場体験(秋吉台肉牛ファーム)

 平成21年8月4日(火)ようやく梅雨明けが発表されるような暑い日となりました。今日は、美祢市美東町にある秋吉台肉牛ファームに美祢市内の学校栄養教諭が集まり肉用牛の生産現場を見ながら、肉用牛を学ぶ研修会を行いました。
 参加者は、先生9名、牧場2名、畜産農家他3名、県関係者5名、事務局1名での研修となりました。
 ファームの松林専務が牧場の概要を説明後、哺育から肥育にいたるまでを順番に説明し、自家配合や堆肥製造、繁殖牛管理と放牧について見てもらいました。
 お昼は、近くにある「桂岩ふれあいセンター」へ移動し、ファームの牛肉、県内産の豚肉(鹿野ファーム)、鶏肉(長州鳥)に、ファームの堆肥を利用している農家から購入した野菜(かぼちゃ、玉ねぎ、キャベツ、なすび)のバーベキューを行い、地産地消の食材を味わいました。さらに、ファームの牛肉と堆肥利用のジャガイモを使ったコロッケの差し入れがありました。
 午後の研修では、
 ・肉用牛を知る! 畜産試験場 恵本専門研究員のお話
 ・美祢市に広がる放牧 田邊牧場のお話
 ・秋吉台の維持と放牧 秋吉台博物館 荒木さんが草原のお話し
 ・ギンチク牧場(秋吉台肉牛ファーム)の概要と堆肥利用 松林健太さんが説明
 ・コロッケから見た地産地消の可能性 (有)福八の原田さんが説明
いろいろな立場の方からお話しをしてもらい、肉用牛生産の場が地域の農業や草原に係っていることも学んでいただきました。参加された先生方、お疲れ様でした。
アンケート結果
(2009.8.4 やまぐち畜産ふれあい体験交流活性化会議事務局 清水誠)

牧場へ入る前の注意です。
導入したばかりの子牛の様子を見てもらいます。
ミルクの時期を終えると、群飼育を開始します。
さらに大きくなります。
飼料給与の様子です。軽トラックを使った自動給餌機です。
いろいろな疑問が出ます。
肥育仕上げ時期です。
繁殖牛の牛舎です。
ほとんどが無角和牛です。
参加者の前で放牧に出されました。
ギンチク牧場(防府市の精肉店)から牛肉、豚肉、鶏肉を用意しました。
全て美祢市産の食材です。
(有)福八の原田さんがコロッケを差し入れてくれました。
ゴボウの入ったコロッケです。
学校給食にも使われているとか。
畜産試験場の恵本専門研究員のお話です。
肉用牛の基礎を話してくれました。
秋吉台の草原維持には牛の放牧を活用することがいいかもしれません。
秋吉台科学博物館の荒木さんが草原を維持することの難しさを話してくれました。
原田さんが地産地消コロッケの話しをしてくれました。
参加者からの質問です。

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