第4回里山で牛との親子ふれあい体験
(ふるさと牧場で家畜とのふれあい体験)

 平成20年11月22日(土)ふるさと牧場が朝からとても賑やかです。前日、中央畜産会主催で各県の畜産ふれあい体験事業の担当者と受入農家の方が集まる情報交換会があったので山口県の取組みとして、「ふるさと牧場」山本さんから話題提供をしていただきました。皆さんは交通機関の都合により早朝からバスと徒歩でやってきて今日開催されるふれあい体験を少しだけ視察することになっています。
 今回は一般公募により4回目となる「ふるさと牧場」でのふれあい体験をおこないました。参加者は防府市と山口市から小学生親子9組(一組急遽欠席)26名です。ふるさと牧場2名、NPOきららの里講師2名、サポーター5名、ボランティア2名、研修生1名、協会2名で対応しました。
 最初に参加者とスタッフの自己紹介を行い、体験開始です。
 最初の体験はお腹を空かせて待っている牛へのエサやりです。次に、子牛を1頭お借りして、和牛の勉強です。和牛が厳格に審査され登録されていることをサポーターが説明し、協会職員が鼻紋採取を実演、参加者にも体験してもらいました。その中で、肉用牛、牛肉、牛の体の特徴などたくさんの質問が飛び交いました。
 次は、野外調理です。火おこしをした後、竹の器つくりに挑戦です。NPOきららの里の講師2名から竹加工の基本を習い、親子で実践です。これができないとお昼ご飯は食べられません。
 昼食後は参加したお母さんからの提案で、絵本の朗読が始まりました。「グリとグラ」のお話です。なんと、そのお話の中に出てくる作り方をそのとおりにやってみる体験です。卵を割って、牛乳を加えて・・・、大きなフライパンは無いので、大鍋と鉄板を使って焼きます。
 焼きあがるまでの間は放牧の体験です。山に入っている牛を探しながら、山本さんの山を散策します。牛を見つけた後は、なんと牛道を通って交流ハウスまで帰ります。こんな急斜面を牛が歩くことを体で体験してもらいました。
 帰ってくると美味しいケーキが焼けており、特製のミルクティーでおやつをいただきました。
 それぞれ感想を述べて一応解散しましたが、皆さんなかなか帰ろうとしません。子供たちは直ぐ近くにきた牛に触ると山へ駆け上っていきました。
 いろいろな方が集まり、日ごろ出来ないことも出来る「ふるさと牧場」。これからも年数回イベントを行いますので、多くの方の参加を待ってます。参加してくれた皆さん、スタッフの皆さんお疲れ様でした。。参加者アンケート結果。(2008.11.22 やまぐち畜産ふれあい体験交流活性化会議事務局 清水誠)

はじめの体験は牛のエサやりです。
まず、ふるさと牧場で収穫した棚田米のワラを与えます。
サポーターの伊藤さんが和牛のお話をしてくれました。
夏に生まれた子牛をお借りしました。
鼻紋の取り方を伝授します。
こども達が体験した後はお母さんです。
上手に取れましたか?
いろいろな質問が飛び交いました。
牧場の竹を使って、器と箸を作ります。
NPO法人の講師です。
ナタなどの使い方も基礎から教えます。
親子で挑戦です。
ボランティアの方もサポートします。
今年の新米が炊き上がりました。
もち米を少し混ぜて、キリタンポにしました。
参加者の差し入れです。
モツ鍋もできたようです。
牧場で収穫したコンニャクです。
日ごろはできない火遊びですが、ここなら安全です。
食後は絵本の朗読です。
「グリとグラ」子どもは絵本が好きですね。
絵本に書いてあるとおりに作ってみます。
上手に卵が割れましたか?
とりあえずこれで焼きます。
山本さんが作った林道を散策します。
明るく歩きやすい里山です。
牛を見つけました。
山の中は意外と暖かいです。
大きな牛がこんな急斜面を降りていきます。
さあ、ついて行きますよ。
絵本のとおりにケーキが出来ました。
竹のコップでミルクティーもいただきました。
交流ハウスの直ぐ近くに牛が来ました。
子供たちは「牛に触るー」一目散に駆け寄ります。
牛はちょっと迷惑そう。
食べ残したご飯は子供たちでおにぎりにします。
お父さんへのお土産になります。
なかなか帰らないので何をしているのかと思ったら、竹を使って崖登りをやってました。
また、遊びに来てください。

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