周南市立和田中学校での乳製品加工・チーズ料理教室

 平成20年11月14日(金)今日は、周南市和田にある和田中学校にやってきました。昨年出前授業を行った和田中学校ですが、今回は2年生が近くの藤井牧場の牛乳を使ってチーズ作りとチーズを使った料理体験の希望があり、中学校や藤井牧場さんとの連携で料理教室を実施しました。
 今回は、フレッシュチーズとモツァレラチーズ作りを行い、できたチーズを使って簡単な料理を行いました。チーズ作りは、美祢市在住の弘重さんです。スイス国家資格チーズ士という肩書きをもった本格派のチーズ職人です。チーズ料理は藤井牧場さんにお願いしました。また、ふれあい体験に関心のある酪農家1名、農林事務所畜産部1名、周南市の方や和田地域で農業をしている方、保護者の方などいろいろな方が参加されました。
 あいさつの後さっそくチーズ作りです。
フレッシュチーズは、原乳を殺菌・冷却し乳酸菌を添加します。レンネット添加後、凝固したらカッティングし、再度加熱(攪拌しながら)し布でこします。
モツァレラチーズはフレッシュチーズを35℃で一晩置いたものを切り分けてサイコロ状に切断します。そして、90℃の熱水中で練ります。私はやりませんでしたが、弘重さんの丁寧な指導に刺激されたのでしょう、中学生の有志は頑張って練ってました。
 できたチーズを使って4種類の料理を作ります。藤井さん考案のモッツアレラのピザ、モッツアレラの刺身、カプレーゼ、フルーツデザートです。当日のレシピ
 参加者全員で試食後、弘重さんのアコーディオン演奏を聞き、意見交換を行いました。皆さん大変お疲れ様でした。
参加者アンケート結果。(2008.11.14 やまぐち畜産ふれあい体験交流活性化会議事務局 清水誠)

和田中学校は甲子園やプロ野球で活躍した故津田投手の母校です。
チーズ講師の弘重さんです。
原乳の加熱です。
乳酸菌の添加(ヨーグルト)です。
カッティング作業
布で濾します。
ホエーと分離しました。
弘重さんが見せているのは昨日から熟成したチーズです。
かなり硬くなっているようです。
包丁で切り分けてサイコロ状にします。
90℃のお湯の中で練ります。
しばらくして、なんと素手で練ります。
餅のように伸び始めました。
完成したら冷やします。
勇気ある男子生徒が挑戦です。
ちゃんと練ることができました。
女子生徒も挑戦しました。
これがモツアレラチーズです。
藤井さんがチーズを使った料理を紹介します。
きれいに盛り付けました。
生徒達も同じように作ります。
残さずに食べたようですね。
多才な弘重さんはミュージシャンでもあります。
講師をしてくれたお二人からお話を聞きました。
ピザが人気だったようですね。

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