榎本牧場で酪農体験(周南市の小学生が酪農体験)

 平成20年8月28日(木)岩国市にある榎本牧場から「子ども農業体験プロジェクト」受入の相談を受け、ふれあい体験の支援を行いました。
 今回は、牧場ふれあい体験についてリーダー的役割をしている周南市藤井牧場の藤井さん、今年から地元小学校の体験受入れを試みている瀬川牧場の瀬川さんにも参加してもらい、初めてたくさんのこども達を受入れる榎本牧場での体験実践を行いました。
 この日は、県酪職員、県畜産試験場職員もサポートに来ていただき、周南市内からやってきた4年生と6年生合計60名を引き受けました。彼らは1週間岩国市錦地域に宿泊しいろいろな農業体験を行い、榎本牧場では酪農体験を行いました。
 榎本さんが牧場の概要を説明し、牧場内を説明します。県酪の岡田さんから牛が一日に食べる飼料を紹介してもらった後、最近生まれた子牛とのふれあい体験と搾乳体験を行いました。引率の先生やボランティアの学生も参加し、畜産試験場の大石さんからは、牛の心臓の音も聞かせてもらいました。藤井さんや瀬川さんも子どもたちに搾乳の指導をし、いろいろ話も出来たようです。
 藤井さんは、新しく受入れる酪農家が増えることについて、これからも支援していくことを約束し、瀬川さんも子どもたちへの説明の仕方などをもっと研究したいと抱負を語ってくれました。小学校でも体験学習は継続され、しかも農業体験への要望が高まってくると思います。牧場の近くにある小学校が気軽に牧場体験ができるような支援を継続し、受入れられる牧場を増やしていくことが重要と考えます。
 今回参加した小学生の皆さん、榎本牧場での体験はどうでしたか?学校で飲んでいる牛乳がどのようなところで生産されているかを体で感じてもらえれば幸いです。(2008.8.28総括コンサルタント清水誠)

榎本さんの説明です。
牛乳を搾る機械(ミルカー)を見せながら説明です。
搾乳の前に、搾り方を伝授します。
両方から一人一人搾乳をします。
こちらは、生まれて1ヶ月の子牛へ触る体験です。
酪農についてのお話です。
乳牛が1日に食べる飼料を並べて説明しました。
藤井さんも搾乳指導を行います。
先生も体験です。
心臓の音が聞こえましたか?


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