平成19年度 土づくりに適した良質たい肥づくりのための研修会(山口県畜産振興協会)

 平成20年3月4日(火)県セミナーパークで良質たい肥づくりに向けた研修会を行いました。参加者は128名。内訳は畜産農家13名、耕種農家47名、市町・農協担当者21名、県関係者38名、講師・事務局9名でした。
研修の前に、平成19年度山口県たい肥共励会の表彰が行われ、優秀賞に(有)秋吉台肉牛ファームさん。優良賞に梶岡牧場さんとJAあぶらんど萩木間たい肥センターが選ばれ、優良なたい肥として評価を受けました。
昨年度優秀賞を受賞した萩市の長沢台生産組合 水津元廣組合長が事例発表を行った後、県農林総合技術センター畜産技術部太田畜産環境アドバイザーから「たい肥化における過乾燥と戻したい肥の敷料利用の事例」報告がありました。
講演は「作物生産農家ニーズに沿ったたい肥生産と利用促進」と題して、財団法人 日本土壌協会 猪股敏郎専務理事から、たくさんのスライドを使った具体的なたい肥利用とその効果を丁寧に説明していただきました。講演後は、関心のある参加者が、たい肥共励会に出品したたい肥を前にして、いろいろな情報交換を行ってもらいました。
翌日は、研修会に参加した、農事組合法人「二島東」とトマト栽培農家 藤田さんのところへ伺い、猪股先生や試験場職員と現地での意見交換を行いました。(2008.3.4総括コンサルタント清水誠)

たい肥共励会で表彰された皆さんです。
長沢台生産組合 水津組合長の発表です。
農林総合技術センター太田畜産環境アドバイザーの発表です。
日本土壌協会 猪股先生の講演です。
ほうれん草を作っている農家からの質問です。
会場は150名収容でしたが、ほぼ満席でした。
会場の後ろに出品たい肥がならべてあり、それをみながら情報交換です。
トマトを栽培している農家からも質問が出ました。


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