高校生の牛乳・乳製品料理
(Happy X'マス ランチ in 田部高等学校)

 平成19年12月4日(火)。今日は、下関市菊川町にある県立田部高等学校にやってきました。平成19年度の山口県牛乳・乳製品料理コンクールのチャンピオン 青木先生が考えたオリジナル料理にチャレンジしてもらうためです。参加するのは3年生。総合生活科と普通科の生徒さん28名です。
 講師の青木先生と助手をしてくれるお二人の指示により、9時から下準備を始めます。授業の関係で3、4時間しか確保できなかったので、時間のかかるジャガイモの下ゆでなどをすることになりました。事務局もひき肉の買出しやジャガイモの皮むきに腕を振るいます。料理に添える葉っぱにもこだわりました。昨年度の牛肉テイスティングで好評だった「みずもと農園」のから購入しました。牛糞たい肥で土づくりをしたルッコラやピノグリーンの味は同だったでしょうか。
 生徒さんたちは調理検定1級の腕前をふるい、手際よく調理していきます。青木先生が調理のポイントをアドバイスし、時間内に調理をすることができました。どこに牛乳が?と思うほど牛乳料理らしくないのですが、メニューを見るとかなりの牛乳とチーズが使われており、生徒さん達も参考になったと思います。
 試食をしながら、少し酪農の話をしました。協議会の会長でもある酪農家の藤井さんは、ちょうど高校2年生の娘さんがおり、お母さんの感覚で、生徒達に酪農に取り組んだ経緯や命のお話などをわかりやすく語っていただきました。
 給食がなくなり、牛乳を飲まなくなる時期と言われる高校生ですが、料理に活用することや牧場体験、乳業工場での勉強を併せることで酪農のこと、畜産のことを授業に取り入れてもらえることを実感しました。講師先生、スタッフの皆さんお疲れ様でした。(2007.12.4 やまぐち畜産ふれあい体験交流推進協議会事務局 清水誠)

講師の青木先生です。
生徒の前で、お手本を見せます。
助手の方との息もぴったり。
牛肉ミンチを炒めるところです。
さっそくチャレンジ
これが完成の手本です。
使用した牛乳は、きらら牛乳。
ヨーグルトは宅配専用のプレーンヨーグルトです。
かなり仕上げに近づいてきました。
それでは、全員で試食です。
酪農家藤井さんのお話です。
小杉委員も資料の説明です。
生徒さんからお礼の言葉を頂きました。

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