モーモー探検隊の発表会 in 大嶺小学校

 平成19年11月17日(土)美祢市立大嶺小学校で学習発表会が開催されると聞いて、参上しました。ここでは、10月にわくわくモーモースクールを開催しました。実は、この後、搾乳牛エバ号のお話を聞きたいという1年生のリクエストに応えて、10月31日に土山さんが大嶺小学校で酪農のお話をしました。土山さんは教育学部だったのですが、教育実習の経験は無いので随分心配していましたが、担任の先生の熱意に心打たれ、子ども達の前でお話をしました。いろいろ難しい質問もでましたが、日ごろ接することの無い酪農家や我々畜産関係者?の話を聞いて、少しは牛が好きになってくれたかな?と感じていました。土山さんも将来ふれあい体験ができる牧場に整備したいという気持ちがあるそうなので、その練習にもなったと言ってくれました。
 そして、その1年生が牛の発表をすると土山さんに連絡があり、私も急きょ参上することになりました。プログラムには、確かにモーモー探検隊と書いてあり、一人一人感想を言うのかな?と思っていると、牛のタペストリーや搾乳キットまであるではないですか。さらに、バター作りや和牛のことも紹介しています。正直なところ、1年生には難しい内容もあったかな?と思いながら、資料を提供し反省していたところでしたが、当日の資料に書いたことや、酪農家や和牛農家がしゃべったことをちゃんと理解し、発表していました。最後に、「ともだ たきお」さんの「ぎゅうにゅうのむ」という詩を大きな声で朗読するころになると、目がうるうるしてきました。この詩は、担任の先生が昔どこかで読んだ記憶があり、家の本棚から探してきたそうです。先生の指導の影響が大きいのだとは思いますが、子ども達は、ただ半日体験しただけでなく、畜産という仕事や命を考えることをしっかりと心に刻んだのではないかと感じました。出前授業を行った土山君も「やってよかったー」と感無量の様子でした。
 学校でのふれあい体験は、先生がいろいろな教科と関連付けて発展することが可能であり、発表会のように、やってきたことをじっくりとおさらいし、まとめることで効果があるのではないか、と感じました。(2007.11.17総括コンサルタント清水誠<やまぐち畜産ふれあい体験交流推進協議会事務局>)

10月31日 土山さんの出前授業です。
教室の廊下側には牛の絵がいっぱい。
まず、先生が牛乳についておさらいをします。
土山さんが牧場の写真を使って、酪農のお仕事を説明します。
2組でもお話をしました。
写真は、ふれあい協議会委員でもある栄養士の先生です。
この日はカルシウムのお話です。
11月17日
1年生の発表です。
牛の等身大タペストリー登場
なんと搾乳キットも登場。
和牛のことも説明してくれました。
土山さんの出前授業のことも紹介してくれました。
「ぎゅうにゅうのむ」
この詩は酪農家必読の詩です。

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