゙牧場を活用した体験学習・総合学習に係る研修会(畜産試験場)

 平成19年8月10日(金)畜産試験場を会場に学校の先生を対象にした研修会を企画しました。事務局も含め35名の研修会となりましたが、その中で小学校の先生は11名、中学校の先生2名、大学の先生2名です。ほとんどの先生がこの研修に参加する時に、同僚の先生からは「なぜ?」という目で見られたそうです。それでも、牧場での体験学習に関心のある方が集まってくれたことは、とても嬉しく思いました。
 昨年も同じ研修会を開催し、事務局が感動したので、再度、周南市立福川小学校の藤井先生にお願いし、さらに、山口大学の高橋先生にも話題提供をお願いしました。
 藤井先生の事例発表では、学級でのできごとから命の学習へ導く環境作りの重要性や牧場との関わり、子ども達の変化、藤井牧場の変化にあらためて、酪農という仕事がとても奥の深さを実感しました。
 高橋先生は、食と緑の県民フォーラムでの取り組みを紹介し、インタープリター(通訳者)活用の重要性についても紹介されました。
 事務局の勝手で、そのまま意見交換を行い、一方的に意見を聞いてしまいました。今回の参加者からは、総合学習への取組みに関心を持ちつつも、どうしたら?といった意見が多かったようです。藤井先生の熱意や取組みの姿勢も参考になったと思いますが、環境パートナーのような第3者の活用も重要であることが認識できたと思います。協議会では、牧場でのふれあい体験について、いろいろなケースを実践し、ノウハウを蓄積するとともに、牧場にとって大切なものをわかりやすく、楽しく伝えることも重要であることを認識し、継続していくことが大切であることも学びました。参加者のみなさん大変お疲れ様でした。 (2007.8.10総括コンサルタント清水誠<やまぐち畜産ふれあい体験交流推進協議会事務局>)

藤井先生のお話です。
途中で藤井牧場の藤井さんが補足します。
手に持っている色紙は先生の宝物。
高橋先生のお話です。
池田牧場の池田さんが補足をします。
環境パートナーとしてお手伝いをした高橋さんです。
畜産は素人でも、牧場の思いをわかりやすく、楽しく
伝えることをモットーに活動してきました。
参加者からは、学校での総合学習取組みの難しさや
課題も聞かれました。


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