原田牧場で高校生が牧場体験 

 平成19年8月7日(火)、下関市菊川町の原田牧場に近くにある山口県立田部高等学校2年生と3年生合わせて5名と引率の先生がやってきました。生徒さんは総合生活科という、福祉やインテリア、料理など幅広く学んでいるコースに所属しており、牛乳をテーマに研究を行うグループ10名の内5名が参加することになったそうです。
 7月の下旬に担当の先生から協議会に牛乳料理の依頼があった際、牧場体験、乳業工場見学、牛乳料理へとステップを踏むことで総合的に牛乳を理解する方向で話が合い、今回の牧場見学となりました。山口県酪農協さんも積極的に支援してくれました。
 5人の内牧場に行ったことのある生徒さんは1名。初めて見る牛の大きさやパーラーなどの機械に圧倒されていました。しかし、牛に付いているマークや鉱塩などを積極的に質問していました。特に、牛の名前を質問して、原田さんが血統書に書いてある長い名前をすらすらと教えると皆さん関心していました。
 学校に帰ってからは、調理室をお借りして、酪農や牛乳について資料やパンフレットを使って説明しました。これから、乳業工場を見学し、秋には牛乳料理へと進めます。牛乳の勉強から、酪農、農業の奥深さを学んでください。(2007.8.7 やまぐち畜産ふれあい体験交流推進協議会事務局 清水誠)

あいさつの後、牛舎へ入ります。
入る前には靴底を消毒します。
乾乳牛の説明です。
もうすぐ分娩する牛達が草をたくさん食べることにビックリ。
搾乳牛は、食べている飼料が違います。
いろいろな質問が出ていました。
牛舎で教えた牛の名前が正しいことを見せます。
人間の戸籍と同じものが牛にもあることを理解しました。
ここでは8頭を一度に搾乳します。
一人で2時間。
田部高校の調理室です。
8つの調理台があり、とても清潔で機能的です。

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