周南市立和田中学校で藤井牧場出前講座 

 平成19年7月13日(金)、梅雨が長いです。今日は周南市立和田中学校に来ました。藤井牧場出前講座の助っ人です。小学校1年生の時に半年間総合学習で牧場体験をした子ども達も中学校3年生です。進学や将来の職業を意識し始める年齢になって、再度、藤井牧場での総合学習に取り組みます。
 今回は、「地域の牧場と連携して和田の農業の活性化を考える」という大きなテーマです。地域農業との連携からたい肥づくりにも取組みます。田植えやかぼちゃ、きゅうりの定植から販売も体験します。地域農業の中の酪農を知ってもらうテーマとなっています。
 生徒達20名は6月14日に藤井牧場を訪れ、たい肥舎までの糞尿の流れを確認したそうです。一人1頭づつ自分の牛を決めてもらい、ノートに生年月日や10桁耳標を書いていました。
 今日は、3,4時間を使って、藤井さんがその後の牛の動きや思いを話され、事務局の方で、用意したパワーポイントを使い、乳用牛の生産サイクルについて説明しました。4時間目は、たい肥についての説明ですが、主役である微生物のことから、畜産試験場のデータ、酪農現場の写真などを活用して説明しました。どれだけ伝わったかはわかりませんが、繁殖にしてもたい肥にしても奥が深いので、どうやってわかりやすく伝えるべきか、私の中で課題がたくさん残りました。3年生の皆さん、ちょっと解り難かったですね。また、機会があれば説明に行きます。(2007.7.13 やまぐち畜産ふれあい体験交流推進協議会事務局 清水誠)

理科教室で講義をする藤井さん。
事務局も説明しましたが、先生という仕事の大変さ
も実感しました。

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