池田牧場で職場見学!山口市立鴻南中学校 

 平成19年5月10日、防府市池田牧場に山口市から鴻南中学校2年生35名が引率の先生とともに職場見学にやってきました。池田さんのご家族3名がそれぞれ役割分担をして、説明を行い、サンサングループも協力していました。防府酪農職員や山口農林事務所もサポートに来ていました。支援依頼を受けた時に、中学生なのでただ見るだけではなく、酪農という職業を知ってもらう必要がると考え、昨年のふれあい体験で作成した参加者向け資料をベースに池田牧場と酪農を説明する資料を作成し、事前に中学校に届けてもらいました。が、池田さんがパーラーで、牛の乳は何本?との問いに、「え?8本?」などの声も上がり、しまったと感じました。最初にあいさつをした時に、「牧場へいったことがある人?」と聞くと3〜4名ほど手が上がりました。いずれも船方農場に行ったという返事でした。
 この中学校のある地域は、かつて酪農はたくさんあったと聞いていますが、今は皆無です。県庁に近いことから、田んぼが住宅地に変わっている都市化が進んでいるところです。各学年8クラスもあると聞いています。今回の職場見学も、牧場に多少とも感心のある生徒が参加したと思いますが、中学生になるまでに牧場に入ったことも無いということで本当に良いのか?と自問しました。ふれあい体験は、毎年、できるだけ多くの子ども達に体験してもらうことが基本なのかと改めて、実感しました。
 今回見学に来たみなさん。池田牧場はどうでしたか?これをきっかけに牧場や酪農、畜産に少しでも興味をもっていただければと願っています。(2007.5.10総括畜産コンサルタント清水誠)

池田牧場の英雄さんとお母さんです。
パーラー内の見学です。
特別に、牛の入る順路を体験しました。
牛のお乳は4本あるんです。
それにあわせたミルカーで搾ります。
分娩後10日目の牛から特別に牛乳を別けてもらい
試飲してもらいました。味はいかがでしたか?
やはり大きな乳牛は怖いようです。
でも、えさはやってみたいし・・・。
勇気のある生徒がいました。仕上げの戻したい肥
用の山で温度を測ってもらいました。
60℃をこえていることが確認できたようです。

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