平成18年度 親子でアイデア牛乳料理にチャレンジ
(牛乳たっぷり!!大人も子どもも楽しめる牛乳鍋)

 平成19年1月27日(土)、防府市牟礼にある牟礼福祉センターで「やまぐち畜産ふれあい体験交流推進協議会」主催の「親子でアイデア牛乳料理にチャレンジ」を行いました。今回は9組24名の参加者が集まりました。講師は、酪農家の池田さんを中心とする防府市生活改善実行グループ「サンサングループ」6名にお願いしました。サンサングループは昨年11月に下関市で開催された第21回国民文化祭「食の祭典」に参加し、全国の名物鍋に並んで、牛乳鍋を披露し、審査員である料理の鉄人からも褒められたそうです。今回は、鉄人のアドバイスによりさらに美味しく改良するために、事前に試作・試食を繰り返し、今回の親子体験に臨んでくれました。その他、事務局や協議会会長、委員など6名で、にぎやかに体験交流を行いました。
 スタッフや参加者の紹介、諸注意の後、良く手を洗って料理開始です。
 「チーズ入り炊き込みご飯」は、池田さんがいっぺんに2.5升の米で作るところを見ていただきました。このとき、米やサツマイモなどキノコ以外は全てサンサングループが生産したものであること、また、全てに池田牧場の堆肥を使い、無農薬栽培をしていることなどを紹介していただきました。
 次は、防府酪農牛乳を使った、カッテージチーズ作りです。池田さんが初乳を使って、作り方を披露しました。初乳については、協議会委員から補足して説明していただきました。
 そして、4グループに分かれて、調理開始です。サンサングループが手分けして講師をし、参加者も親子で真剣に取り組んでいました。小学生でも高学年になると、包丁裁きも見事です。男の子も使った調理具をすぐ洗うなど、日ごろは見られない?活き活きした様子が伺えました。
 また、途中では、藤井会長が自作のチーズ4品を披露し、皆さんに試食してもらいました。
 12時過ぎに全ての班で出来上がり、6年生のあいさつにより美味しく頂きました。
 各班とも鍋が少し余りましたが、牛乳パックに入れて持ち帰ることにしました。炊き込みご飯はおにぎりです。参加者も、帰ってから今回の料理についていろいろと話がはずんだのではないでしょうか。
 意見交換でも、親子で料理をする機会が少ないことが伺え、このような体験は必要だと感じました。
 今回は、サンサングループの皆さんに頑張ってもらいました。この鍋は牛乳の消費拡大にも繋がるとして、今後もいろいろなイベントに参加し、披露するそうです。
 参加された皆さん、支援して頂いたみなさん、お疲れ様でした。(総括畜産コンサルタント・やまぐち畜産ふれあい体験交流推進協議会事務局 清水誠2007.1.27)

当日アンケート結果(大人子ども

最初の諸注意などです。
炊き込みご飯の説明です。
食材のほとんどは市内牟礼産です。
もちろん池田牧場の堆肥を使って土づくりを行っています。
牛乳からカッテージチーズ(牛乳豆腐)を作ります。
炊き込みご飯完成。
初めて子ども達と料理にチャレンジするお父さんです。
6年生は下級生にも教えます。
牛乳かんに果物を入れています。
トロピカルドリンクは簡単にできます。
先ほど分離したホエーを使っています。
自分が作った料理の味はどうですか?
これが、完成品です。