゙岩国市立美川小学校1年生が牧場体験(隅牧場)

 平成18年11月14日(火)あいにくの雨です。岩国市美川町添谷にある隅牧場に、子ども達の声が響きます。今日は1年生全員(7名)がスクールバスに乗って牧場体験にやってきました。元気にあいさつができた後は、さっそくえさやりです。お腹をすかせたお母さん牛にフスマを与えます。「こらこら、牛の頭にふりかけてはいかん」。それから、乾草です。2種類の草を与えました。えさを食べるところが、いっぱいになりましたが、牛達は、1日で全て食べてしまいます。こんなにたくさんの草を食べることにびっくりです。
 それから、ポスターを見ながら、肉牛の勉強です。黒毛和種という言葉をおぼえられたでしょうか。隅さんは、先月生まれた子牛のことを話しました。難産で生まれ、もうだめかな、とあきらめていた子牛ですが、母牛が舐めつづけ、子牛も生きようと懸命だったそうです。獣医さんも毎日治療をしてくれたおかげで、かなり元気になったそうです。そうした経験をふまえて、命の大切さを子ども達に語りかけました。
 お話にあった元気になった牛とお母さん牛(さき)を見せてもらい、次は、放牧牛のスケッチです。無心に草を食べている牛を見ながら、クレヨンを走らせていました。ちゃんと黄色い耳タグまで描いていたことには関心しました。
 雨も最初だけで、スケッチをするころには、日差しが強くなり、汗ばむほどでした。1年生の皆さん、隅牧場の体験はどうでしたか?帰ってから、お家の方へ牛のこと、隅さんのお話したことを教えてあげてください。(2006.11.14総括コンサルタント清水誠)

みんなでフスマを与えます。
牛の頭にかけちゃった。
次は、乾草です。
「こんなにやっていいの?」
隅さんのお話に出てきた、子牛です。
みんなで名前を付けることになりました。
牛舎を出るときは、靴の底を消毒し、手も消毒します。
農林事務所のおじちゃんがていねいに指導します。
道の側の畑に牛が放牧されていました。
しっかり牛を見ながらスケッチ開始。
黄色の耳タグも忘れずに書いてあります。
今日の当番の子が、連動スタンチョンのレバーを解除します。
牛達は一目散に運動場へ遊びにいきました。
お別れに、きちんとあいさつができました。
また、来てください。


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