゙親子で家畜とのふれあい体験(本廣牧場)

 平成18年9月6日(水)山口市立鋳銭司小学校2年生14名と学校関係者、保護者など17名、スタッフ3名で酪農経営を行っている本廣牧場でのふれあい体験と県酪乳業での牛乳ができるまでの見学を行いました。ふれあい協議会の活動に興味を持たれた牧場主さんからの連絡がきっかけとなり、小学校単位でのふれあい体験に取り組むことができました。牧場と下関市にある乳業との移動なので、バスを使いました。バスの中で、牧場に入る前の約束事項を確認し、牧場へ到着しました。この日は酪農ヘルパーさんが搾乳をしていたので、その様子を見学し、続いて、大きなロールベールについて、本廣さんから説明がありました。ロールをほぐして、実際に牛に給与し、配合飼料の給与も行いました。今日の参加者には牧場の息子さんもおり、率先して友達に手本を見せます。一番元気な子が牛が怖いというのも不思議なものです。保護者の方には配合飼料の中身や牛乳がクーラーに集められる過程や記帳などがわかっていただけたと思います。
 次は、バスに乗って県酪乳業まで移動です。その間、牧場で見たことのおさらいをやり、後半は牛乳ができるまでのビデオを鑑賞しました。工場に着いたら、簡単なあいさつの後、さっそく工場見学です。毎日給食で飲んでいる牛乳が牧場から運ばれ、どうやってビンに詰められているのかを確認できたようです。その後に、4種類の牛乳試飲クイズを行いましたが、味の違いは難しいようで、酪農家のお母さんも不正解でした。
 参加された保護者の方からも、酪農の仕事や田んぼに転がっている白い玉の意味が解ったという声が聞かれるとともに、学校の管内にある牧場の牛乳が学校の牛乳になっていることをようやく理解してもらえたようです。牧場を出た後は大雨でしたが、参加した皆さん、お手伝いをしてくれたスタッフの方大変お疲れ様でした。 (2006.9.6総括コンサルタント清水誠<やまぐち畜産ふれあい体験交流推進協議会事務局>)

当日アンケート結果(大人子ども

山口市立鋳銭司小学校です。
国道2号線も近く、団地化がすすんでいる地域ですが、
2年生全員で14名ですから、ここも少子化が進んでいる
ようです。
靴の裏を消毒して、牧場の説明です。
お母さん達には、牛の配合飼料について、説明しました。
大きなロールベールをほぐして牛の餌にするところを
見てもらいます。
実際に牛に与えて見ます。
初めて牛舎に入る子どもは、臭いがきになるようです。
牧場のおじさんが餌の与え方を教えてくれます。
事務所の前には、酪農のことを紹介したポスターを
貼りました。
県酪乳業工場へやってきました。
まずは、ここの紹介です。
いつも飲んでいる牛乳ビンが見つかりましたか?
どれも美味しいー。
どれが特濃?わかんなーい!
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