下関市立関西小学校3年生の酪農体験

 平成18年7月7日(金)下関市菊川町の田村牧場に市内関西小学校3年生とお母さん達が牛乳ができるまでを勉強するためにやってきました。昨年ふれあい協議会で作成した「牧場へ入る前に」を活用して靴底の消毒と手を洗うことを理解してもらいました。はじめに確認したところ、県内の牧場を訪れるのは初めてだとか。この小学校は下関駅を校区とする、コンサルタントが小学生のころは有名なマンモス校だったと記憶していましたが、今や3年生全体で28人しかいないそうです。担任の先生は、少数だからかえっていろいろなことができるとおっしゃっていましたので、今回の研修に取り組んだようです。子どもたちは、ちゃんとはじめの約束を守って、騒がずにいてくれました。質問がたくさん出されて田村さんも大変でしたが、こんな嬉しそうな表情は久しぶりです。おかあさん達も、日ごろ目にすることのない牧場の牛たちに興味津々だったようです。牛を間近で見たことのない子どもたちが増えないように、このような牧場研修があちこちでできるように支援したいと思います。関西小学校の皆さん牧場はどうでしたか?牛乳は残さずに飲んでくれますよね。(総括畜産コンサルタント清水誠2006.7.7)

搾乳室へ入ります。
靴の底を良く消毒します。
一度に10頭が搾乳できるパーラーです。
いよいよ牛を見に行きます。
勇気ある子どもたちが牛に触っています。
一人一つの質問コーナーです。
お昼は、近くの県酪白鷺牧場で弁当です。
この草地はジャージーが管理しています。
ソリで滑っています。