平成17年度 親子で家畜とのふれあい体験ツアー
(里山で牛とのふれあい体験)

 平成17年12月10日(土)、防府市久兼にある「ふるさと牧場」で「やまぐち畜産ふれあい体験交流推進協議会」主催の里山で牛とのふれあい体験を行いました。当日は、12月上旬だというのに例年にない寒さにもかかわらず、12組36名の参加者が集まりました。協議会では、一般の牧場がふれあいた体験ができる体制の整備も目標としていますので、ふれあい体験の重要性を理解しボランティアで手伝ってくれるサポーターも募集しました。サポーターには、県畜産関係の若手職員の他、新規就農を目指している女性やふれあい体験をしているNPO法人の研修生の方なども参加し、にぎやかに体験交流を行いました。
 スタッフ紹介や牧場での諸注意の後、牛の餌やり体験をしました。最近牧場に住み着いたイノシシの子どもが子牛と一緒に住んでいるのを見つけた子どもたちは、なんとかイノシシに触ろうと夢中になっていました。
 今回は、ふれあい体験で実績のあるNPO法人「きららの里」のスタッフの方々に講師として来ていただき、ふるさと牧場にある竹を使った加工細工や、竹炊飯の指導をして頂きました。材料は、ふるさと牧場で採れた米をたくさん利用し、竹の香りのするご飯を炊くことができました。中には、なかなか炊けずに苦労したグループもありますが、竹筒を家に持って帰った参加者もいましたが、・・・。
 自分たちで作った昼食の後は、牛が管理している里山の散策です。残念ながらこの時間には、散歩コースとは別のところにいたようで、山の中で牛との遭遇はできなかったようですが、お父さんお母さんも元気に山を歩いていました。
 今回、保護者の方には竹を使った体験が好評で、子どもたちには牛の餌やりと里山散策が人気でした。(総括畜産コンサルタント清水誠2005.12.10) 参加者の感想(PDFファイル)

親子で一緒に餌を与えます。
抱えているのは芋の蔓です。
子牛の食べる様子を観察します。
子牛と一緒に草地でふれあいです。
遊んでくれたお礼に、ブラッシングをしました。
講師のお姉さんから竹加工の説明です。
竹の中にお米をといで入れ、直接火にかけます。
みんなで昼食です。
この子は牛の餌やリがお気に入り。
稲わらを順番に与えます。
湯飲みも竹で作ります。
口が痛くならないようにしっかり削ります。
水の加減が難しいです。
竹は何にでも加工できます。
お母さんが竹馬指導。
こちらは竹とんぼ。
木の上まで飛んだようです。
親子で元気に里山散策です。
日ごろ運動不足気味のお父さん、お疲れ様。
最後に、お世話になった山本さんにお礼をして
帰途につきました。