グリーンライン女性のつどい2005

 平成17年11月18日(金)阿武町町民センター文化ホールで、第9回のグリーライン女性のつどいを開催しました。開会式の後、山口県畜産振興協会案野専務から畜産情勢について説明があり、講演会を行いました。今回は、山口県美東町で和牛繁殖経営と地域の家畜人工授精業務を行っている、井上幸子さんが「牛に支えられて・・・」と題して、和牛繁殖農家へ嫁いでからの牛飼い、子育て、姑さんとの関係、家畜人工授精取得と活用までの苦労、ピーチクラブ設立と活動、現在の牛の構成などをパワーポイントで紹介していただきました。併せて、この夏に設立された「畜産女性ネットワーク」についての紹介もありました。
 少し、遅くなって、昼食をしながらの交流会では、3グループに分かれての自由な意見交換が行われました。昼からは、県内での農村女性組織の支援をしているJA山口中央会 折込正一郎さんのミニコンサートが行われ、日ごろはあまり体験することのないアコースティックな歌声の世界に浸ることができました。
 牛飼い農家が減少し、地域の女性グループも年々仲間がすくなくなり、分散化しているのが現状です。このような機会を行政とともに作って行くことは必要だろうと感じます。地方競馬全国協会補助事業。(2005.11.18総括コンサルタント清水誠)

今回は関係者も含めて約180人の参加申込みがありました。
阿武町 中村町長さんのあいさつです。
畜産振興協会 案野専務による「畜産情勢について」
参加者は、熱心に耳を傾けます。
美東町 井上幸子さんの講演「牛に支えられて・・・」
昼食を食べながらの意見交換会です。
折込正一郎さんのミニコンサートです。
プロを目指したこともあるだけあって迫力があります。


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