平成16年度 家畜排せつ物研修会

 平成17年3月23日、下関市菊川町に新しくできた堆肥センターで堆肥処理に関する研修会を行いました。3月は毎週のように研修会が行われていましたが、53名の参加者があり、新しくできた堆肥センターで堆肥化の基本を研修し、昼からは、岡山県畜産協会の大村畜産環境アドバイザーから耕畜連携のポイントや米、野菜、果樹農家での堆肥利用の現地レポートを判り易く紹介していただきました。
また、畜産試験場の太田畜産環境スーパーアドバイザーからは、環境事業で現地を指導していただいた現状も踏まえて、堆肥処理の課題、水分調整の比較、温度変化などを説明していただきました。酪農経営と肉用牛経営の方の参加があり、研修会では熱心に堆肥処理の研修を聴いていた。堆肥処理の結果は目ではわかり難いのですが、最終的には堆肥として利用した耕種農家の意見も重要視することが必須であることを実感しました。山口県でも堆肥を利用している人の声を聞いてみようと思います。(2005年3月23日 総括畜産コンサルタント 清水誠) 平成16年度 畜産環境保全事業

真新しい機械の前で説明。
現地を指導して、かなりよくできていた酪農家の堆肥を
紹介します。
酪農にとって、これくらい山になるような水分調整が
第1の課題。
岡山県畜産協会の大村畜産環境アドバイザーは
自分の足で米や野菜農家を積極的に回り、堆肥の
利用状況や課題を調査しています。
畜産試験場の太田畜産環境スーパーアドバイザーは
実際のサンプルも持参して説明しています。

戻る