牛と育む循環型社会を学ぶ体験学習(山口県防府市 池田牧場)

 平成16年11月25日(金)山口県防府市で池田牧場に、近くの牟礼南小学校の5年生がやってきました。昨年も当時6年生が体験学習に訪れ、偶然にも子牛の出産に立ち会うことができた牧場です。
 今回は、生ごみ堆肥を作ることが一つのテーマとなっており、なんと小学校に堆肥を持ち込み、そこで生ごみを入れながら堆肥になる過程を学ぼうという、大人でも知らない資源循環の学習を行うそうです。池田牧場の奥さんも生活改善士であり、食とみどりの県民フォーラムでも活躍されており、昨年に引き続き牧場での体験学習に協力されたようです。奥さん以外は始め抵抗があったそうですが、今では子どもたちへの説明も馴れたもので、どんな質問にも丁寧に答えていました。
 今回も、進行は環境パートナーの方3名が手際よく行い、県民フォーラムの会長さん他、事務局の方も子どもたちの熱心な姿に感心した様子でした。池田牧場のような子どもたちが体験できる牧場がもっと育ってくれるように、支援していく必要を感じました。(2004.11.25 総括畜産コンサルタント清水誠)

スタッフの紹介です。
牛舎内でのウォークラリー
牛がもぐもぐやっているのは・・・?
巨大な堆肥処理施設。
ここではまだ臭いがあります。
山になった堆肥の温度を確認し、実際に触ってもらいました。
これだけ温度が上がっていれば、大腸菌も死滅します。
県職員による堆肥作りの説明。
わかりましたか?
池田牧場の牛乳の試飲(今朝搾った牛乳です)と
牛乳豆腐です。味の評価はさまざまだったようです。
小学校に堆肥を持っていき、シートの上に山積みしています。
週に2回程度生ごみを投入し、堆肥になる過程を観察します。
温度がどう変化するか調べておいてください。

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