牛の入門講座 開催

 山口県では、定年後田舎に帰って農業や林業を考えている方に、繁殖牛の放牧を勧めています。今回、牛の入門講座として、4回の講座を計画し、平成16年9月23日(秋分の日)に畜産試験場において、第1回の基礎講座を開催しました。
 当日は、あいにくの雨模様でしたが、9名の参加予定者全てが出席し、皆さん熱心に講義に耳を傾けていました。
 講義は、「山口型放牧を活用した繁殖経営」と題し、畜産試験場 米屋専門研究員と畜産振興協会 清水総括が説明後、県畜産課中村技師が「新たに牛を飼うための手順と制度」を説明しました。午後は、放牧管理グループの研究が行われている畜舎において、繁殖牛、子牛、肥育牛の飼養管理について、恵本専門研究員の実技研修を行いました。その後、意見交換を行い、第2〜3回の牧場実習を選択して頂きました。これから、県内6ヶ所の牧場で実習を行います。
 山口県内の他、福岡県からも参加があり、皆さん牛の放牧については、興味をもたれたようです。山口県では、このような方々に支援をし、牛の増頭に結びつけるよう積極的に対応する予定です(2004.9.23 総括畜産コンサルタント清水誠)

畜産振興協会 案野専務のあいさつ
今回の参加者
県畜産課 西村課長のあいさつ
放牧管理グループによる研修。
繁殖和牛の放牧について説明。
子牛のステージ毎の発育について
説明。

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