山口県豊北町 角島 牧崎の放牧

 山口県西部に位置する豊北(ほうほく)町の沖に角島があります。島へ船で渡るための港が特牛(こっとい)というとても牛に関係する島なのです。なんでも千年前から牛の放牧が行われていたそうで、放牧地に生えているシバもこの島固有なのだとか。
 そんな角島にも橋が渡され、なんと無料で海の上を車で走る気分を味わえます。橋の開通に併せて島内の道も大きくなり、平日でも多くの観光客が訪れるようになりました。
 島の北端に突き出した牧崎には、繁殖用の雌牛たちがのんびりと草を喰む姿が見られます。日本海を眺めながら、しっかり運動しているので、きっと丈夫な子牛を産むことでしょう(2001年4月 清水誠)。


モノクロでも絵になる 舌で草を巻き込むように 向こうに立派な道が 青空の下せっせとお食事

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