平成19年11月  37号

  ついこの前まで暑い暑い夏が続いていたような気がしますが、もう11月も後半。朝晩冷え込んであちこちで紅葉が目に染み込む季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?前回の花見では大勢の参加者で相当盛り上がりましたが、今度は下記のとおり忘年会を開催します。いつもながら場所がわかりにくいかもしれませんが、誘い合って探しながら来てください。山大の前の道から狭い住宅街の道を高い所にある高速道路に向かってクネクネ走るようになりますので、くれぐれも注意して来て下さい。
(※会員の方限定です)。
                              記

1. 日時 : 平成19年12月7日(金) 12:00〜14:30頃
2. 内容 : ピーチクラブ忘年会
3. 場所 : 粋酔 山口市大字黒川1834−2  Tel 0120151530
4. その他 : 当日会費は実費 (3千円程度)
年会費がまだの方は併せてお願いします。 ( 年間千円 )

〈ひとりごと〉

 昨年からの飼料や原油・それに伴う諸資材の高騰は留まる処を知らないような状況で、それに反して農産物(特に主食であるはずの米や準主食であると思っていた畜産物等)は、コストが大幅に上がっているにも係わらず値下げ若しくは据え置きの状況に甘んじている。現実に需要が落ち込んでいるのは確かだし、あまりにも多様化しずぎた食のニーズについて行ききれていない点は否めないかもしれない。でもその過度なニーズに無理に合わせようとすることで再三問題になっている偽装表示のような不祥事が起きてしまうということは考えられないだろうか?もっといい物を、もっともっと便利にという思いが新しい技術を生み出して来たことは確かかもしれないが、それにも限度があるだろう。価格にしても然り、国際価格・国際競争と言うが、それぞれの国それぞれの地域でいろいろ条件は違う。それを十把一絡げ同じまな板の上に乗せようと無理強いすることに依っていろいろな歪みが出て来ているような気がしてならない。中には国内の効率の悪い農業を守らなくても海外からいくらでも輸入できるし、特に中山間地の不便な処にしがみつかずに都会に出て来ればいい、治水とか景観とかは別の方法を考えればいいなんてことを平気で言う輩もいるようで、唖然とするばかりである。そういう考え方は農業に限ったことではないように思う。あらゆる産業で効率化最優先の経済至上主義が蔓延しワーキングプアなる人たちも増加しているようで、世界に誇るべき技術は衰退し、大切なものが見えなくなってしまうのではないか?グローバルとかグローバリゼーションとか流行のようになっていて、一方的に否定はしないが、最近のサブプライム問題等の影響で世界経済(特に金融?)はパニックに陥っているようだし、リスクも否定出来ない。人間は獲物に群がるハイエナのように何かおいしいもの目新しいものに無意識に殺到してしまう癖があるのだろうか?世の中のあるべき姿、その中で自分たちのやるべき事をここらでもう一度誰もが真剣に考えなければいけないのではないだろうか?とりあえず自分たちの仕事や生活に直接関することだけでも様々な問題があるはずだし、そこから考えてみたらどうだろうか。私たちにも何か出来ることがあるかもしれない。それにしても世の中理不尽なことが多い・・・

 今年ももうひと月ちょっとで終わりますネ。皆さんいろいろなことがあったでしょうが、反省会も兼ねてパッとやりましょう。楽しみにしています。

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