平成18年3月  34号

  忘年会依頼ご無沙汰しておりますが、皆様お元気ですか?3月も終盤、ようやく春めいて来たカナというところでしょうか。桜も早い処ではチラホラ咲き始めているようで、花見と称して下記のとおり総会を開きますので是非ご参加下さい。(※会員の方限定です)。
                              記

1.日 時 : 平成18年4月18日(火) 11:30〜14:30頃
2.内 容 : ピーチクラブ総会
3.場 所 : 道の駅 仁保の郷2F和室
        山口市大字仁保中郷1034 Tel 083-929-0480
4.その他 : 当日会費は実費 (2千円程度のランチとなります。)
                 年会費がまだの方はお願いします。(年間千円)

《メンバー便り》
 次の方が新メンバーとなりましたので、お知らせします。
和牛繁殖経営の3名(長門市の方)、県職員 2名。

<ひとりごと>
  日本でいつか食料が足りなくなるかもしれないなんて想像したことがあるだろうか?ある商社で永年食料畑を歩いて来た人の話によると、海外からの輸入に多くを依存している日本は現在はその気配に気付くこともなく飽食に明け暮れているが、食の危機というのは本当に突然やって来るという。日本は人口減少で騒いでいるが、世界的には人口は増え続けている。反対に穀物の在庫率は世界的には減少して来ている。ひとたび異常気象等で大不作になったりした場合他国にまで廻す余裕はないだろうし、政治的・経済的な思惑で輸出がストップする可能性もあり得る。現実にチーズや砂糖なんかで原料不足が起こっていて、チーズの量が微妙に減っていたり砂糖の大安売りがなくなりつつあるという。チーズに関しては原料のナチュラルチーズ価格の高騰。その要因は隣の大国の粉乳の需要増で、長期間熟成のチーズより短期間で商売できる粉乳の生産が増加したこと。砂糖では原料のサトウキビが原油高騰で需要が拡大しつつあるエタノール製造向けに流れることによる原料不足だという。へエーツと感心してばかりはいられない。日本では牛乳の需要が伸びず生産調整が一段と拡大して一部ではせっかく搾った牛乳を廃棄処理したり、野菜や果物なんかでも生産者としてはやりきれない状況が頻発しているが、反対に肥育用の子牛を輸入する動きも増えて来ているという。主な原因はアメリカ産牛肉の輸入停止等による国内の子牛価格の高騰、加えて繁殖農家の高齢化等による子牛の絶対頭数の減少(一部で規模拡大しても追いつかない)等によるものだというが、需要が増えることにより輸入子牛も高騰する可能性もあり得るし、輸入した子牛を肥育して国産でゴザイ?なんてのもどうかと思うけど、考えてみたら牛に食べさせるエサもいろいろな資材も燃料もあらゆるところで大半を輸入に頼らざるを得ない現状が見えて来る。最近になって循環型農業の重要性を取り上げる動きも出て来ているようだが、将来の食料や水・エネルギーなどの限りある資源について、国や専門家は勿論のこと、私たちひとりひとりがもっと真剣に考える時に来ているのではないか。WTO農業交渉も難航しているが、国内で生産できる物は出来るだけ生産できる体制は必要だと思う。担い手対策も足踏み状態の中、規模や何やで対象を絞るのでなく、意欲のある人全てに機会を与え、もう少し夢の持てる体制にならないものだろうか?何にしても人は何も食べずに生きては行けない。国内で賄える割合は知れたものかもしれないが、今私たちに出来ることは食と農業の価値を見直し、目先のことに捉われず信念を持って安全でおいしい食を提供することだろうか。これから益々厳しい情勢が続くだろうが、今しばらくが踏ん張り時なのかも・・・・
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 卒業・入学そして異動のシーズン、様々なお別れとそれから新しい出会いの季節ですネ。
 ゆっくりと感傷に浸っている間もなく毎日ドタバタ走り回っているアナタfたまにはみんなとノンビリおしやべりしながら食事しませんか?☆
 皆様のご参加お待ちしています。(*∧_∧*)

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