平成12年11月
 暖冬という予想に反してこの冬は結構寒くなりましたが、寒い寒いと騒いでいる間に
 9月には遅ればせながら総会を兼ねてパソコンの研修会を開き、畜産会の清水さんとアシスタントの女性に主にインターネットの概要やちょっとした操作方法等を教えて頂きました。出席者5名の殆どが初心者で、実際に企画情報室にお邪魔して交代で操作して(いじって?)みたりワイワイガヤガヤと楽しくやらせてもらいましたが、情報室の方々には仕事を中断させて大迷惑だったことでしょう。出席した方、多少は役に立ったでしょうか? 
 会員あて(さて、ナンダカンダと気忙しい時期になりましたが、今回は次のとおり忘年会という名目で食事会を計画しました。こちらの不手際で連絡が遅くなり都合がつきにくいかもしれませんが、できるだけ多くの方に参加して頂きたいのでよろしくお願いいたします。) 

 

<最近の出来事> 

 雪印乳業の食中毒事件はびっくりしましたネ。あれ程の大手企業があんなズサンな管理をしていたなんて信じられない気がしましたが、やはりおごりということがあったのでしょうか。一度信用を失うと、なかなか取り戻すのはむずかしいでしょうね。特に人間の健康に係わることですから………
 

 ホルスタインの全共が岡山で開催されましたが、我がピーチクラブの岩崎さんの牛がベストアダー(よいオッパイ)賞他全部で3つの受賞の栄誉に輝きました。これもひとえに岩崎ファミリーの日頃の努力の賜でしょう。本当におめでとうございました。 

<ひとりごと>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

 先日、畜試の消費者向けセミナーに訳あって参加しましたが、結構勉強になりました。畜試と言うところが日頃どういうことをしているのか知ってもらうのと、受精卵クローンと遺伝子組み換えとの違いを理解してもらうのが主な目的のようでしたが、消費者団体、特に生協なんかでそれなりの活動をしているような人は厳しいですネ。安全性ということに関しては徹底的という感じ。いろんな情報が流れてちょっとしたことにも敏感になってるし、それに関しては生産者側からも正しい情報を提供する必要があるだろうし、メディアの責任も大だと思う。無責任な情報は流して欲しくないものだ。 

 安全で高品質な物なら少しくらい高くても買うと言うけれど、スーパーなんかで安売りしていると、外国産の物でも出来あいの何が混じっているかわからない物でも売れているということは、安ければいいということなのか。 

 私たちも一部では生産者だけど大部分では消費者でありやっぱり買う時には安いに越したことはないけれど、できるだけ国内産できれば地元に近い物を選びたいと思う。 

 飽食の時代と言われて久しいけれども、今の日本は食だけでなくいろんな面で恵まれ過ぎていて、あって当り前という感覚が多かれ少なかれ誰にもあるような気がする。その反面、精神的には満たされていないんじゃないカナ。 

 世の中本当に便利になって来た。機械をちょっと操作すれば大抵のことが出来る。このままどんどん便利になって人間は進歩どころか益々退化するんじゃないかなんてちょっと考えすぎだろうか。21世紀を迎えるに当たって環境のこと、資源のこと、もっと根本的に考え直す次期なのでは? 

 最近タヌキやイノシシなんかにお目にかかることが多くなって来た。我が家でも毎日のようにタヌキが牛のエサを食べに来るし、イノシシもあちこち掘ったりしている。ところによってはユンボ顔まけの工事(?)をして下さる。車であちこち走っても、ちょっと田舎になると当り前のようにトタンやフェンスなんかで畑や田んぼのまわりを囲ってあって、それ以外はセイタカアワダチソウなんかの群生地と化したところが増えている。今出来ている中山間地直接支払制度も絶対悪いとは言わないが、それだけでは田や畑が野や山に戻るのを防ぎきれないだろう。我が家のまわりでも10年後20年後にはどうなっているんだろう……… 

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 毎回毎回しょうもないグチを読んで下さってる方には感謝してます。が、私はこう思うとかもっとこんなおもしろいことがあるとか、何でもいいから書いて送って下さい。みんなで作る会報にしましょう。

 
 それから最近怪我が多いような気がします。牛にしても機械にしても相手が大きく強いので十分に気をつけましょう。年々反射神経鈍ってるだろうし(ああこれは自分のことでした。ハハ)………     それでは又!

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